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C.M.B.森羅博物館の事件目録 (25)(加藤元浩)

恋愛のカタチ

 今回は男と女の恋愛がテーマのようだ。始まってもいない恋愛や終わってしまった恋愛、片思いなど、様々な始まりや終わりの形がある。そこにある人間の姿は物語を超える。

「掘り出し物」
 クラスメイトの横槍の従兄である横槍達洋がペンションを開業する。開業資金200万円を貸した横槍家は、成功可否を確認するために、息子とその友人たちを送り込むのだった。
 やってきたビーチ…から遠く離れた山奥にポツンと建てられた、ライフラインも完備されていないボロ家で準備中の従兄を見て絶望しそうになるのだが、このペンションには宝が隠されているという。それは事実なのか、あるいは売り主のホラなのか?

「バッグストーリー」
 輸入雑貨店のバイヤー見習いの近山登は、社長と共にフィレンツェに買い付けにやってきていた。高校時代の恋人が故郷で結婚するという話を聞き、物悲しい思いを抱きながらフィレンツェを歩く彼は、榊森羅と七瀬立樹に遭遇する。
 幼いながらもバリバリ仕事をする森羅を憧れの目で見ながら後をつけた彼は、彼らがエリオ・ビアージという革職人からヌメ革の鞄を譲ってもらおうとしている場面に遭遇する。その商談に横から割り込んだ彼は、考える人が何を考えているか、を考えるという条件を出されてしまうのだった。

「その朝、8時13分」
 日々野常男は、朝のニュースで行方不明と言っていた戸崎桜が、駅のホームにいるのを3日連続で目撃する。しかも映像を再生したように、同じ言動をするのだ。
 不審に思った彼は彼女の後をつけるのだが…。

「香木」
 ななせ湯常連が入れ込んでいる香道の師匠、椿芳枝がもつ伝来の香木が原因で、奇妙な幽霊騒動が発生する。解決に乗り出す榊森羅と七瀬立樹が明らかにする真実とは?




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