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ゼロから始める魔法の書(虎走かける)

革新的技術が生む不幸

 魔術の影響により半人半獣として生まれ傭兵となるしかなかった男は、魔術師から首を狙われている最中に、ゼロという美少女の姿をした魔術師に出会う。彼女と、人間の姿に戻してもらう代わりに探し物を手伝うという契約を結んだ傭兵は、その探し物である「ゼロの書」を探しに出かけたという十三番なる人物を追いかけることにする。
 「ゼロの書」とは未だ世界に存在しない魔法の使い方を説いた書物だ。これまでは膨大な手順を踏んで魔族を召喚して使用していた魔術を、魔族の召喚なしに容易に使えるようにした技法が魔法だ。この魔法技術が流出したことにより、ウェニアスには魔女狩りに対抗して一般人を虐殺するゼロの魔術師団がはびこり、治安の悪化を招いていたのだ。

 そんな旅の途中、ゼロと傭兵はアルバスという魔術師見習いに遭遇する。アルバスは魔女狩りの最初の犠牲となった詠月の魔女ソーレナの冤罪を説くのだった。

 世界観の構築とストーリーテリングの技術は高いように感じるが、あくまでテクニックの範囲にとどまっているように感じる。つまり、伸び代は小さいのではないだろうか?第20回電撃小説大賞大賞受賞作品だ。




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