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さよならソルシエ (1)(穂積)

意外なゴッホ像

 パリ随一の画商であるグーピル商会の支店長テオドルス・ファン・ゴッホは、美術アカデミーが取り仕切る閉鎖的な画壇に嫌気がさしていた。何故なら、彼は美術アカデミーが認めない作品の中に、千年先まで残るような芸術があることを知っていたからだ。その才気の持ち主の名は、フィンセント・ファン・ゴッホ、テオドルスの兄である。
 田舎からパリにやってきた兄はいつもにこやかで他人に対する嫉妬や怒りなどの負の感情を持たず、気ままに自分の描きたい絵を自由に描くだけの日々を過ごしていた。テオドルスは、アンリ・ド・トゥールーズロートレックら、画壇に反発する若手画家たちを組織し、パリ市民を巻き込んで新たな美術旋風を巻き起こそうとする。しかしそれは、古い画壇に属する権威たちの怒りを買う行為だった。




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