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絶園のテンペスト (10)(彩崎廉 / 城平京)

未来はそれでもやってくる

 本編の事前談が2本と事後談が4本の短編集だ。本編は世界の展望みたいなところにスポットが当たって終わったので、登場人物たちにスポットを当てて物語を締めくくろうという試みの様だ。

「新しい彼女の話」
 古本探しの旅に出かけて帰りのバス代まで使ってしまった林美森は、延々と続く道を歩き疲れ、道端に座り込んでしまう。そんな彼女を覗き込んできた男が、不破真広だった。
 古い本の話題で盛りあがる。

「長靴をはいた猫」
 政界のフィクサーともいうべき祖父を亡くした早河巧は、祖父からの隠れ遺産を残される。その遺産は、エヴァンジェリン山本と言った。

「ファミレスの「りべさん」」
 ファミレスの店長は、ある日、鎖部葉風というバイトを採用する。超然としたかに見える彼女は、バイト仲間からりべさんと呼ばれていた。
 店長の別れた彼女の狂気を知る話。

「左門さんその日その日」
 エバンジェリン山本という妻を持つ鎖部左門は、日常をキチキチと暮らしていた。そんなちょっとおかしな日常。

「待つ女」
 羽村めぐむと別れた北千里桜子は、突如現れて夫を奪われたという木の前に佇む女性に出会う。しかし桜子は、彼女に、通説とは違う、ある仮説を抱くのだった。

「開幕・手を」
 鎖部葉風のバイト先を、滝川吉野が訪問する。




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