ふらりとゆけ! ホーム » 青春もの » 葵くんとシュレーディンガーの彼女たち(渡来ななみ)

葵くんとシュレーディンガーの彼女たち(渡来ななみ)


葵くんとシュレーディンガーの彼女たち (電撃文庫)葵くんとシュレーディンガーの彼女たち (電撃文庫)
(2013/09/10)
渡来ななみ

商品詳細を見る


真の幼馴染は誰だ?

 物心ついた頃から、自分は相楽葵だったり、江村葵だったりした。両親が離婚し、父親に引き取られた自分と、母親に引き取られた自分がいたのだ。物理的に行ったり来たりしていたというわけではない。長じて理解したことではあるが、自分は眠る度に並行世界を行き来する生活を送っていたのだ。
 その顕著な違いは、隣に住んでいるのが誰かということだ。朝目覚めて窓の外を見て、その部屋にかかっているカーテンで、自分が今どの並行世界にいるのかに気づく。子どもの頃には、それは毎日違っており、たくさんの種類があったが、高校生になった今では、おおよそ2種類に絞られている。つまり、幼馴染が篠崎真宝(まほう)か遠藤微笑(ほえむ)で、自分のいる世界が決まっているのだ。

 そんな夢みたいな世界を生きているせいか分からないが、葵にとっては眠っている時が至福の時だ。その葵が珍しく早起きしたことで、世界に異変が生じ始める。そして、多元世界観測者だという、新たな幼馴染の鏡舞花がいる並行世界で目が覚めることになり、真宝の世界と微笑の世界でも変化が起き始めるのだった。

 どう見てもギャルゲー設定なのだけれど、ラブコメ分エロコメ分は薄め。眠るの大好きな主人公なのに、演劇で熱血青春しちゃう感じ。




渡来ななみ作品の書評/レビュー
関連記事






にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント
非公開コメント

トラックバック

http://bcft60.blog13.fc2.com/tb.php/4996-30b3dd49