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星の眠る湖へ ―愛を探しに―(永田ガラ)

星の眠る湖へ ―愛を探しに― (メディアワークス文庫)星の眠る湖へ ―愛を探しに― (メディアワークス文庫)
(2013/07/25)
永田ガラ

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許しが得られるまで

 大きな湖のある地方の旧侯爵の息子として生まれた壮と、居候という体で一緒に暮らしている廉は、ある夏に羽衣子という少女と出会う。彼女は壮の許嫁となる予定だった。
 そして高校を卒業する時がやって来て、三人はバラバラの進路を選択する。壮は侯爵家の跡取りとして家に縛られ、廉はその束縛から離れて美術の道へ進み、羽衣子は二年間の予定で欧州へ留学する。それから十年が過ぎ、壮と羽衣子は結婚をし、子供が生まれ、二十年が過ぎた。そして、偶然、湖畔のホテルで壮と廉は再会する。それは、孤独への始まりだった。

 幼い時に親しかった三人が、ほんの少しのボタンの掛け違いで離ればなれになり、永い間、孤独に自分を責めるように人生を生きる。それに対する許しが得られるまでの物語だ。




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