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百錬の覇王と聖約の戦乙女(鷹山誠一)

百錬の覇王と聖約の戦乙女 (HJ文庫)百錬の覇王と聖約の戦乙女 (HJ文庫)
(2013/07/31)
鷹山誠一

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青銅器時代のオーパーツ

 月宮神社で合わせ鏡をした結果、幼馴染の志百家美月を現代に残し、異世界ユグドラシルに飛ばされた周防勇斗は、二年の月日を経て、弱小氏族《狼》の宗主となり、神聖アースガルズ帝国神帝の代理である神儀使の立会いの下、誓盃の儀(フォーストブレーズララグ)を執り行い、隣接する《爪》の宗主ボドヴィッドを弟として従えた。
 さらには、人外の力を持つ人であるエインヘリアルのフェリシアやジークルーネを妹や娘として従え、《角》の宗主リネーア率いる侵略軍を、時代を先取りした武器・戦術をもって下し、リネーアを妹とすることにも成功した。

 誓盃の儀(フォーストブレーズララグ)によって結ばれる関係は、ユグドラシルにおいて尊重されるものであり、親子となれば絶対服従し、兄弟となれば目上を立てなければならない。スマートフォンによって得る未来の知識で敵を平定しつつ、儀式で持って関係を強化していく周防勇斗だったが、儀式のために宗主が留守にしている《角》の都を、《蹄》の宗主ユングヴィが倍以上の軍勢をもって攻めてきた。この危機を乗り越えることができるのか?

 異世界召喚ものなのだけれど、召喚されてから二年間の出来事は省略し、主人公がそれなりの立場を得た時点で物語が始まっている。ユグドラシルの文明レベルはおおよそ青銅器時代と同じくらい。そこに現代の知識を持ち込めば、数千年の歴史を飛び越えた成果を生むことも不可能ではない。
 そんな世界観の中で、儀式による肉親関係を結ぶというシステムを利用することで、ラブコメを繰り広げている。




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