ふらりとゆけ! ホーム » 異世界ファンタジー » 空戦魔導士候補生の教官 (1)(諸星悠)

空戦魔導士候補生の教官 (1)(諸星悠)

空戦魔導士候補生の教官1 (富士見ファンタジア文庫)空戦魔導士候補生の教官1 (富士見ファンタジア文庫)
(2013/07/20)
諸星 悠

商品詳細を見る


落ちこぼれの復権

 人類を突如襲った悪夢、魔甲蟲により地上を追われた人類は、浮遊都市を建造して逃れつつ、魔力のないナチュラルとは異なり、魔甲蟲と戦うウィザードを訓練し、空戦魔導士/ガーディアンを育て上げることで、何とか均衡を保っていた。
 そんな空戦魔導士/ガーディアンを養成する学園浮遊都市ミストガンの空戦魔導士科長であるフロン・フラメルは、S128特務小隊隊長の《寂滅姫/ニルヴァーナ》クロエ・セヴェニーを呼び出し、予科E601小隊を指導する教官の選定を依頼した。E601小隊は、はみ出しものばかりを寄せ集めた小隊で、訓練では連戦連敗中。Fランク小隊などと陰口を叩かれるありさまだ。その立て直しの教官としてクロエが白羽の矢を立てたのは、《黒の剣聖/クロノス》とまで呼ばれたS128小隊のエースながら、いまは裏切り者呼ばわりをされつつ、後方支援科/ロジスティクスの手伝いをするカナタ・エイジだった。

 嫌々ながらも駆り出されたカナタ・エイジは、E601小隊のミソラ・ホイットテール、レクティア・アイゼナッハ、リコ・フラメルと会い、可能性の目を見出す。しかし彼女たちに与えられた特訓の課題は、メイド服などでコスプレして校内を歩きまわることだったり、メンバーをストーキングすることだったり、変なものでしかない。さらには、ミソラが諦めたくない魔砲剣士の夢を諦めるように言うことで、チームはバラバラになってしまう。
 S128特務小隊のユーリ・フロストルには嫌われながらも、クロエやロイド・オールウィンの信頼は未だ失わないカナタの真実とは何なのか?そして、E601小隊は周囲を見返すことができるのか?

 第24回ファンタジア大賞金賞受賞作品だ。描写には拙い部分があるが、読ませる構成になっている。




諸星悠作品の書評/レビュー
関連記事






にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント
非公開コメント

トラックバック

http://bcft60.blog13.fc2.com/tb.php/4830-1ba2a03d