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私と彼女と家族ごっこ(優木カズヒロ)

私と彼女と家族ごっこ (メディアワークス文庫)私と彼女と家族ごっこ (メディアワークス文庫)
(2013/06/25)
優木カズヒロ

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仮初めの関係

 小学校教諭の鷹場季貴は、教え子の三好環姫に一目惚れしてしまい、告白をして両思いになった。そして、母親から愛情を注がれていない三好環姫を連れて駆け落ちすることにした。辿り着いたのは、恩師の聖橋万博が住むおんぼろアパート八十陰荘だ。
 そこに住む住民は、喧嘩屋の様なことをする和装女性の光元兎織や、元天才の遊び人の古塚弘巳、現天才の変わり者の定國八雲、浮き名を流す女性の伊浦真琴と変わり者揃いだった。

 ひとまず仮の落ち着き先を得た鷹場季貴だったが、そのうち、八十陰荘の住民たちに奇妙な現象が起き始める。それは互いを家族と誤認する現象だった。

 家族ごっことなっているが、基本的には個人と個人の関係に終始している。それも、緊急避難的に生まれた関係で、衝動的に流された部分が多々あり、本物の関係にはなりきれていない。そんな仮初めのものが、アクシデントを切っ掛けに本物へと変化して行くという話だろう。




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