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ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル)(物草純平)

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル) (電撃文庫)ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル) (電撃文庫)
(2013/06/07)
物草純平

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蟲にまつわる少女と少年

 蟲(ギヴル)の侵攻を受け、ようやく開国を決意した日本は薩摩から、一人の少年が海を渡った。無垢嬢矩安を帯刀した彼の名は秋津慧太郎、見た目は少女のような長髪の優男だ。ところが、乗っていた客船が襲撃を受け、瀕死の男から託された、蜻蛉を封じた琥珀と共に海に落ちてしまう。
 流れ着いたフランス・ブルターニュ地方のフィニステール県をさまよい歩いていた秋津慧太郎は、巨大なダンゴムシの蟲と戦っている魔術師の少女ジャンヌ=アンリエット・カジミール・ファーブルと出会う。彼女に拾われた秋津慧太郎は、客船襲撃の容疑者として手配されていることを知り、アンリの提案で女装して聖カトリーヌ学園に転入して疑いを晴らすことになってしまう。

 級長のクロエ・エマニュエル・ド・ラ・ロシュジャクランから親切にされ、学園内ではアンリが他人を避けて暮している現状を知った慧太郎は、自身が異国へ来ている理由と重ね合わせ、アンリと衝突してしまうのだった。
 マルティナ・ロセリーニなどの影の協力もありながら、衝突しながらも仲直りを繰り返し、次第に仲を深めていくアンリと慧太郎は、私立探偵のフランソワ・ヴィドックの情報から、客船襲撃犯が蟲に寄生された人間である裸蟲(ミルメコレオ)のテロ組織であるブリュム・ド・シャルールと知る。彼らに対する弾圧の歴史を知り、自分の恨みと正義の乖離に悩みを覚えつつ、彼らの目的を阻止するために動き出す。




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