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ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (3)(宇野朴人)

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (3) (電撃文庫)ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (3) (電撃文庫)
(2013/04/10)
宇野朴人

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眠らない英雄、怠ける知将

 アルデラ教を国教とするカトヴァーナ帝国の高等士官候補生にして帝国騎士であるイクタ・ソローク、ヤトリシノ・イグセム、トルウェイ・レミオン、マシュー・テトジリチ、ハローマ・ベッケルの准尉5人は、シャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニク第三皇女殿下の意向で神の階と呼ばれる大アラファトラ山脈の麓にある北域鎮台に配属された。そこで、北域鎮台司令官のタムツークツク・サフィーダ中将に抑圧されていたシナーク族がナナク・ダルを旗頭に反旗を翻した戦いに巻き込まれることになり、何とか戦いを治めることに成功した。
 しかし、その反乱の糸を引いていたキオカ共和国のジャン・アルキネクス少佐が客員将校を務めるラ・サイア・アルデラミン神軍を口説き落とし、アクガルパ・サ・ドメイシャ大将指揮下で北域鎮台への進攻を開始したことが発覚した。戦いに疲れ果てた八千の兵を攻めるのは、無傷の一万二千の兵。イクタ・ソローク准尉は、センパ・サザルーフ大尉を使って北域鎮台の全兵力を撤退させ、その時間稼ぎのため、一個大隊六百と和平したシナーク族百二十で敵兵一万二千の足止めをする道をせんたくするのだった。

 タズニヤド・ハッラー大尉やミアラ・ギン中尉の補佐を受けるジャン・アルキネクス少佐の卓抜した指揮の前に、イクタ・ソローク中尉は苦戦を強いられる。更には、ニルヴァ・ギン率いる特殊部隊「カラ・カルム」がいつ奇襲を仕掛けてくるかわからない。そんな極限状況の中、生きるために最善の選択をし続けることを強いられる。

 というわけでライバル登場の巻。でも、圧倒的に有利な状況で攻めきれなかったジャン・アルキネクス少佐は、咬ませ犬の匂いがプンプンするよ。




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