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再生のパラダイムシフト リ・ユニオン(武葉コウ)

再生のパラダイムシフト  リ・ユニオン (富士見ファンタジア文庫)再生のパラダイムシフト リ・ユニオン (富士見ファンタジア文庫)
(2013/01/19)
武葉 コウ

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海底のボーイ・ミーツ・ガール

 文明の多くが大陸と共に沈み150年。人々は潜水都市を建造して海上で生活しつつ、年一度、純白の花瞳(エルダーアイリス)など、深海底から海面にそびえ立つ塔の底へ潜り、そこに棲む残留体という生物から涙晶というエネルギー源を奪取し、安定した社会を構築していた。涙晶は外部刺激に応じた反応を返す物質であり、駆動銃(ランゲージ)を通じた思考昇華(パラダイムシフト)により、想像した物体を創造することも出来るのである。

 潜水都市のひとつである「鶺鴒」に住む高校生の風峰橙矢は、特立研究機構特別派遣調査室室長の天之河・シュティン・エル・美陽の下で、武装研究員としてのバイトをこなしている。武装研究員の任務は、残留体を倒し涙晶を回収することだ。
 ある日、ランチに出かけた橙矢は、冬なのに薄着で路上に寝ている迷子の少女を拾う。記憶喪失だという彼女にほのみという名前をつけ、友人の緋空つばさや、花屋「春の蜜柑」を経営する姉の風峰ハルに紹介する橙矢には、今の彼を決定づけることになった過去の痛みがあった。

 第24回ファンタジア大賞大賞&読者賞受賞作。設定的にはツッコミどころ満載で、五千万人も住む潜水都市って大きさや浮沈機構はどうなっているの?とか、バラスト水の環境汚染がとんでもなさそうとか、そもそも、非戦闘員を連れて資源採取のために海に潜る理由は皆無なんじゃない?とか、列挙にいとまがない。第一、主武器である駆動銃(ランゲージ)だって、毎回、異なる武器を生成するなんて、実践上、非効率過ぎるでしょう?
 文体や物語の空気感は、第23回ファンタジア大賞大賞&読者賞受賞作「ライジン×ライジン RISING×RYDEEN」ともに通っている印象を受ける。編集部がそういった作品をあえて選んだのであろう。

 ツッコミどころ満載ではあるが、唯一、主人公がヒロインの裸を見たことが、最後の解決の伏線になっていた部分だけは感心した。そんなにじっくりたっぷりねぶるように見ていたのか…。




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