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あさひなぐ (7)(こざき亜衣)

あさひなぐ 7 (ビッグ コミックス)あさひなぐ 7 (ビッグ コミックス)
(2012/11/30)
こざき 亜衣

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敗北の苦み

 東京武道館第二武道場で開催の新人戦で、二ツ坂高校薙刀部は2チーム出場し、どちらも準決勝に進出することができた。ここで勝ち上がれば、決勝は同校同士の対戦となる。しかし、二年生チームの対戦相手は一堂寧々擁する国陵高校、一年生チームの対戦相手は薬師丸ひろ美擁する聖泉学院、どちらも強敵だ。

 今巻で新人戦編は終了となるわけだが、東島旭視点の展開のためか、自分たちの団体戦準決勝はみっちりとしっかりと描かれ、それぞれの対戦に見どころが用意されているが、意外にも決勝と個人戦はあっさりと終わってしまった。それには、二ツ坂高校薙刀部が抱える課題が関係している。
 これが武術であれば敗北は死と同義だが、武道であれば、どれほどの強者であっても敗北の瞬間は必ずやってくる。そしてその瞬間は、どれほどつながった仲間がいたとしても、ただ一人で受け止めなければならない。それを笑ってやり過ごせば簡単かも知れないが、それでは負ける意味がないのだ。

 そんなわけで、新人戦を通じて敗北の苦みを知ることになる旭だが、それはさらなる強さへの一歩となるのか、あるいは負の連鎖への一歩となるのか。その岐路がやってきた。




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