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茶柱倶楽部 (3)(青木幸子)

茶柱倶楽部 3 (芳文社コミックス)茶柱倶楽部 3 (芳文社コミックス)
(2012/08/16)
青木幸子

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歴史の扉を開く

 佐山高子の生き別れの弟が台湾にいるかもしれない。桜井夕貴から聞かされた伊井田鈴は、何かをためらう高子を説得して、一緒に台湾へと向かう。高子と合流するまでの間、たっぷりと台湾の茶を楽しんだ鈴は、街を一人で歩いているときに知り合った桃花の誘いで、台湾の茶器の街、鶯歌を訪れることになる。
 高子と李が姉弟である証は、二人がそれぞれ持っている、対の茶壺で立てられるかもしれない。かつて高子が暮らしていた三峡で働いていたという桃花の祖母の協力を仰ぎ、調査を進めることになるのだが、それは高子の後悔と直面することを意味していた。

 台湾という地でかつて繰り広げられた、お茶に関わる人間模様を、時間軸を飛び越えて描いている。偶然の出会いを手繰り寄せ、もはや科学でも明らかにできなくなった真相を詳らかにする。味わい深いお話でした。




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