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下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (2)(赤城大空)

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 2 (ガガガ文庫)下ネタという概念が存在しない退屈な世界 2 (ガガガ文庫)
(2012/11/20)
赤城 大空

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パンツ狂想曲

 公序良俗健全育成法により装着者の言動を監視する情報端末PMが義務化され、青少年は卑猥という概念を理解できないように教育されていた。その現状を憂慮する組織である《SOX》は、雪原の青とあだ名されるペロリスト華城綾女と奥間狸吉、早乙女乙女を中核とし、卑猥な教育を青少年に施そうとしていた。
 恋愛感情と性欲を混同した生徒会長のアンナ・錦ノ宮から貞操を狙われ逃げる奥間狸吉は、鬼頭鼓修理という中学生を助ける。《SOX》に憧れるという彼女を雪原の青に紹介し、彼女の教育係を任された狸吉だったが、鼓修理の有能さに打ちひしがれる日々を送るようになる。

 そんなとき、時岡学園には《蒸れた布地》を名乗る、《SOX》に賛同した下着泥棒の集団が跋扈するようになった。このままでは、下着泥棒の迷惑さにより《SOX》の評判と理念まで穢されてしまう。それを阻止すべく、密かに不破氷菓らと協力し《蒸れた布地》狩りをおこなう《SOX》だったが、生徒会側も切り札として善導課から月見草朧という人物を風紀委員長に就任させ、取り締まりを強化することになってしまうのだった。

 アンナ・錦ノ宮の壊れっぷりがすごい。表紙の時点でアウト気味だが、口絵は完全にアウト。これで教育が上手くいったと思っている錦ノ宮祠影は幸せだ。
 前巻よりは社会的対立軸が明確になってきており、また、呼吸するように吐かれる下ネタギャグも冴え渡っていて良いのだけれど、敵に成り得る鬼頭鼓修理がスポイルされてしまった感があるし、月見草朧も不発でポンコツだったので、もっと魅力的な敵が欲しいところだ。




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まとめ【下ネタという概念が存】

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 2 (ガガガ文庫)(2012/11/20)赤城 大空商品詳細を見るパンツ狂想

2012-11-20 10:07 │ from まっとめBLOG速報