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七人の王国 総理大臣は十七歳(峰月皓)

七人の王国―総理大臣は十七歳 (メディアワークス文庫)七人の王国―総理大臣は十七歳 (メディアワークス文庫)
(2012/10/25)
峰月 皓

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自分たちの居場所を作る

 中堅リゾート会社が所有する小笠原諸島他人島は、日本国に対し独立を宣言した。彼らが掲げるのは、誰かの居場所となれる国だ。日本に生きづらくなった人は誰でも、国民となる権利がある。総理大臣は柳川登、17歳。それを支えるのは元アイドルの外務大臣である野原梢、考える前に行動するタイプの国土交通大臣の原田渉、格闘タイプの防衛大臣の酒匂信子、地権者である食料大臣の三鬼恵悟、医師免許をはく奪された医療大臣の須賀清史、元営業マンの内務大臣の目黒洋一だ。
 もちろん、日本からの独立など簡単に受け入れられるわけもない。マスコミが食いつき始めるものの、日本政府からは半ば無視され、環境保護団体の急先鋒が糾弾に来たり、国民の増加に伴い利権を嗅ぎつけてくる業者がいたり、自然との闘いが繰り広げられたりする。

 そして盛り上がった機運は、少しのきっかけで叩き落とされる。わずか7人で始めた国の興亡記だ。

 なぜ彼らがそれをなすにいたったのか、人間サイドから描くというよりも、現象サイドから描いている感じがして、いまひとつ腑に落ちない。彼ら彼女らはそれぞれ思い悩んでここに至ったわけだが、それが言葉で説明されるだけで、描いているという感じではないのだ。結局、一巻で全てを描き切るには、あまりにも要素を盛り込み過ぎだった。
 まあ要素はたくさんあっても良いかもしれないが、その中で重点的に描く要素を決め、そこだけにスポットを当てて描いた方が、まだ盛り上がった気がする。それぞれにちょっとずつ触れただけなので、今ひとつ消化不良の感が否めない




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