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大日本サムライガール (3)(至道流星)

大日本サムライガール 3 (星海社FICTIONS)大日本サムライガール 3 (星海社FICTIONS)
(2012/10/16)
至道 流星、まごまご 他

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拡大の一途

 神楽日毬の人気はとどまるところを知らず、彼女の主宰する政治結社である日本大志会の党員も四千名を超えた。ひまりプロダクションの経営状態は超健全で、朝霧千歳の実家であるステッチラインもひとまず危機を乗り越えた。しかし全てが順調に進み過ぎているため、逆に人手が足りない。ひまりプロダクション唯一の事務員である朝霧千歳は、やる気と努力は認めるものの能力が全く追いついておらず、織葉颯斗のからかいの対象となることで雰囲気を和やかにしてくれるものの、仕事の負担は減らない。日本大志会も神楽日毬が忙しすぎて事務処理が追い付かず、運営に苦労するようになってきた。
 その解決の第一歩として、神楽日毬は日本大志会の第一回党大会を開催し、本部常駐の隊員を募集することになった。警視庁公安部第三課による警戒の下、代々木第二体育館で開催された党大会において、神楽日毬は自らの会が掲げる政治目標を明らかにしていく。それは、新自由主義的な思想に生きる織葉颯斗にはなかなか受け入れがたいものでもある。そしてこの党大会で、神楽日毬は佐々倉壮司という隊員を雇い入れることにするのだった。

 一方、ステッチラインのメインバンクの一行は、自らの財務状況の悪化の煽りで貸しはがしにかかり、一刻も早い返済を強硬に申し出てきた。それを処理するため、財務のダウンサイジングを図ると共に、日本最大の広告代理店である蒼通の健城由佳里と協力し、化粧品メーカーの資宝堂を巻き込んで、神楽日毬ブランドを立ち上げて、その生産をステッチラインに委託する企画を推進する。その結果、神楽凪沙にも大きな転機が訪れることとなるのだった。

 いじられ役としての朝霧千歳の位置づけが上手くはまっている。前巻のキャラクターとはずいぶん違うような気もするが、余分な責任を下した等身大の彼女はこんな感じなのだろう。
 そして今回のもう一つの主役は蒼通だ。広告代理店がいかにしてムーブメントを作りだしていくかがみっちりと描かれている。




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