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魔王討伐! 俺、英雄…だったはずなのに!?(遊馬足掻)

魔王討伐! 俺、英雄…だったはずなのに!? (このライトノベルがすごい! 文庫)魔王討伐! 俺、英雄…だったはずなのに!? (このライトノベルがすごい! 文庫)
(2012/10/09)
遊馬 足掻

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不幸な人生の勇者様

 傭兵国家メンディエタを圧倒的武勇により支配した人間の魔王ザモラを一撃でぶちのめし、パーティの仲間だったシエテから、お前といると盛り上がりに欠けてつまらないと捨てられてしまった英雄ラグナは、圧倒的強さを弱めて凡人になるため、占い師ルーチェにお伺いを立てた。その結果、ラグナの身には10,008個の呪いがかけられたおり、そのせいで人外の力を持ってしまっていることが判明する。
 その呪いをいっぺんに解くことは無理なので、呪いを移す邪心をもった人間を10,008人集め、彼らにひとつずつ呪いを移していくのが上策らしい。邪心を持った人間を集めるため、魔王募集の告知を国中に出したルーチェの作戦により、ラグナの周囲には魔王候補の悪人たちがじゃんじゃん集まってきてしまい、ラグナ自身は大魔王と恐れられる存在となってしまう。

 本末転倒の結果に焦るラグナは、鍛冶師アンリや魔術師ディオス、堕紳士ロキやカジノの看板娘フォルテゥーナと知り合い、彼らに協力を求めながら、呪いを解く方法に奔走する。だがその旅には、ルーチェのある狙いが隠されていた。

 強すぎて阻害され、かといって力で他人を支配する意思もないぼっちの青年が、彼を助けてくれるという占い師の少女に振り回されながら、ますます敵を作ったり、ちょっとだけ友達を作ったりしながら、凡人を目指して旅をするというお話。そしてそこには、彼の呪いの正体とルーチェの関係が隠されている。
 物語が展開するに従い、実は世界にはもっと凄い強者が居たという、少年漫画的なご都合主義が現れ、だがそれすらもラグナにとっては雑魚という、繰り返しギャグみたいな構成になっている。ラグナとルーチェのもめる時間も5分ずつくらい延びていくところに構成とのリンクを感じずにはいられない。

 マンネリ展開と切り捨てることは簡単なのだが、妙に憎めずに話が進んでいくところに魅力があるとも言える。大半はクスッと笑うところに存在意義があり、人との関係が育まれていくところにじんわり来たりもする物語だが、いかんせん、文章に幼さを感じるところが残念。
 第3回「このライトノベルがすごい!大賞」栗山千明賞受賞作品だ。




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