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あそびの時間 暗黒遊戯昇天編(本岡冬成)

あそびの時間 (ガガガ文庫)あそびの時間 (ガガガ文庫)
(2012/09/19)
本岡 冬成

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近道ではなく寄り道で

 5年前にゲームセンターでボコボコに負けたことでゲーム嫌いとなった高校生の小鳥遊優征は、ゲームセンター「ミッドドリーム」通称ミドリの店長の春夏冬七海と知り合いになりたくて、バイトをすることにした。しかし、ゲーム好きな常連とゲーム嫌いな優征には微妙な距離感が漂う。
 だが、先輩バイトのキミマロやドロシー・アロンドラン、見雪夜子らと関わることで、ゲームセンターがゲーム好きという一点でのみ交わる優しい空間であることに気づき、失われた時間を取り戻していく気分になるのだった。

 そんなある日、ミドリに飛び込み客のノラクロがが現れ挑戦状を叩き付ける。彼女は5年前、優征がボコられたゲームセンターで、ボコられる前に優征がボコっていた当時9歳の幼女だったのだ。

 一枚のコインを投入しないと遊べないけれど、一枚のコインを投入するだけで仲間になれる。そんなゲームセンターという空間で生まれる友情の形を描いている。そこには年齢も性別も社会的立場もなく、ただゲーム好きという要素のみで評価される世界だ。
 しかし、社会の中の一要素として存在するゲームセンターは、社会との接点の持ち方を誤れば、単にワンコインを失う以上のリスクを払わなければならないこともある。そんなリスクを背負うことで周囲の期待に応えようとする少女は、ゲームにかかわらず寄り添ってくれる存在を見つけ出すことで、新たな自分の在り方を見いだすことになるのだ。

 というわけで、主人公は少年のようでいて、せいぜい触媒程度の役にしか立っていないという…。




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