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俺の妹がこんなに可愛いわけがない (11)(伏見つかさ)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)
(2012/09/07)
伏見つかさ

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冷戦の起源にあった認識の相違

 クリスマスを間近に控えた田村屋に、高坂桐乃と高坂京介の兄妹がいた。田村麻奈実と桐乃の話し合いのためだ。店番や久しぶりに姿を見せた桐乃に構う田村家の人々の相手をするため、肝心の話し合いは夜になってしまったが、二人の話し合いは、なぜか、三年前の京介の昔話になっていく。
 三年前、自分の才能を過信していた京介は、いまと同様のお節介を、いまよりも自信満々に繰り広げていた。周囲の目を気にすることなく、自分の正義を盲信しているところもあった彼は、櫻井秋美という不登校の少女を登校させるミッションに挑む。

 ところが櫻井秋美は、美少女で努力家ながら、学校に行くのは無駄と公言してはばからない、興味のないことには怠惰な女の子だった。何度あしらわれても、限度のない情熱で挑み続ける京介を、桐乃は憧れの目で見つつ、麻奈実は不安の目で見ていた。そして結果、破局は訪れ、今に至る関係に落ち着くことになる。

 黒猫こと五更瑠璃の正しき魔王という台詞がしっくり来るぜ。正論は妄想を一刀両断し、常識を突きつけてくる。だが、正論による決着を、桐乃の親友たる五更瑠璃や来栖加奈子、新垣あやせらは望まない。
 最終巻となる次巻では、京介を巡る女子たちの大バトルが繰り広げられる…のかも。




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