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彼女たちのメシがマズい100の理由(高野小鹿)

彼女たちのメシがマズい100の理由 (角川スニーカー文庫)彼女たちのメシがマズい100の理由 (角川スニーカー文庫)
(2012/08/31)
高野 小鹿

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可愛いけれどメシマズなヒロインたち

 父親の愛内龍太郎が英国に赴任することになり、母親で料理研究家の愛内京佳も同行することになった。姉の愛内龍子は世界放浪中で、妹の愛内華凪は全寮制の高校に通っている。一人暮らしを満喫することになったはずの愛内葉介だったが、隣家の幼馴染の香神紅緒が母親から家事全般を委任されていたらしく、至れり尽くせりのお世話を受けることになってしまう。
 初めは男の意地で断り、一人で生活していたものの早晩破綻してしまい、結局、紅緒が愛内家に入ってくることになった。ところが、掃除洗濯と何をやらせても完璧な彼女は、料理だけはどうしようもなくダメだった。味覚がおかしいのか、笑える要素も萌える要素もなく、普通にメシがマズいのだ。

 それでも毎日かいがいしく世話しに来てくれる紅緒に感謝しつつ、食事の時間を戦々恐々としながら迎える葉介のもとに、英国人とのハーフの従妹のリリィ・アップルガースがホームステイにやってくる。料理が比較的得意だという彼女に天使の面影を見た葉介だったが、それは早計だった。
 紅緒の友人の花菱カロン、葉介の友人の藤見川冥も巻き込みつつ、主人公の周囲の存在する女子が全て料理下手という状況に苦しめられつつ、女子に囲まれていることから周囲からは妬まれるという展開になる。

 第17回スニーカー大賞優秀賞受賞作品。料理が普通に下手という設定は良いとして、料理下手を要素化しようという試みは中々に苦しい感じがしなくもない。そもそもマズいのは理由もなくマズいのであって、それ自体は差別化要因になりにくい。つまりはそれ以外の要素でヒロインの差別化を図らなければならなくなるわけで、それって普通のラブコメとどこに違いが生まれるのだろう?
 一生懸命差別化を図ろうとする努力は認めるべきだが、食という地味に重要な要素がダメだという巨大なマイナスをプラスとして魅力的に見せられるヒロインに作り上げることは、かなーり困難な気がしなくもない。だって、普通の容姿で料理が上手い女の子が登場したら、葉介はすぐになびいちゃうでしょ?




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