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黄昏世界の絶対逃走(本岡冬成)

黄昏世界の絶対逃走 (ガガガ文庫)黄昏世界の絶対逃走 (ガガガ文庫)
(2010/05/18)
本岡 冬成

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自分の力で取り戻す未来

 かつての戦争で使用された兵器は、後の世界に“黄昏”を残した。それは人々の心に少しずつ蓄積していき、ある時、人の心を殺していく。精神の死は肉体の死だ。
 そんな黄昏世界においても、黄昏と無縁な場所もある。一部の大都市は「黄昏の君」という装置で黄昏を取り除き、普通の生活をしている。

 カラスは黄昏世界から大都市へと移り住むことに成功した便利屋の少年だ。革命家を名乗るカヤハラからの依頼で、廃棄される黄昏の君を奪取することになったカラスは、それが少女であることを知る。その無表情の金髪の少女マリアは、どこか、彼がかつて失って諦めた幼馴染の少女の面影を宿していた。
 マリアをカヤハラに引き渡すために黄昏世界を旅するカラスは、そこで彼が諦めた過去の残滓と再会する。それは、黄昏世界に希望を求めて旅する人々の姿をしていた。

 黄昏という、個人の力では抗しようもない存在に未来を奪われた少年が、同じように過去を奪われた少女と出会い、そして未来を取り戻していくというお話。
 黄昏世界の様子は彼らの旅の中で描かれるのだが、むしろ大都市の中で平穏に暮らす人々を描くことで、その差異を際立たせるやり方もあったのではないだろうか。




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