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TOKYO GIRL’S LIFE―絶対に失恋しない唯一の方法(菱田愛日)

TOKYO GIRL’S LIFE―絶対に失恋しない唯一の方法 (メディアワークス文庫)TOKYO GIRL’S LIFE―絶対に失恋しない唯一の方法 (メディアワークス文庫)
(2012/07/25)
菱田 愛日

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ちょっと不思議でいびつな友情

 市川遥希は中堅出版社で雑誌編集部のデスクを務めている26歳の女性。後輩の百山美佳などからは、勝手に有能な先輩と憧れ祭り上げられ、スペシャルな彼氏がいると噂されたりしているが、実際は仕事に手一杯で、プライベートが充実しているとはお世辞にも言えない。唯一、住んでいるマンションに入っているバー「シュガー&ソルト」に通うのが息抜きの、働く女性だ。
 そんな行きつけのバーの平穏を乱す闖入者がやってくる。女は男から愛されてナンボ、仕事は出来るやつに押しつければ良いくらいに考えている、愛され系の双葉舞衣が、バーの店長を狙って通う様になったのだ。

 将を射んと欲すればまず馬を射よとばかりに、バーテンダーの後藤哲や遥希に気に入られようと好意を振りまいてくるのだが、遥希にはその馴れ馴れしい距離感が居心地悪い。加えて、中学時代の後輩の三谷佳奈子が、当時の遥希に対する憧れをそのままに、偶然、バーにバイトとしてやってきたことで、都会のバーに女性たちの奇妙な人間関係の花が開くこととなる。

 等身大の女性という視点で、恋を忘れて仕事に励む女性、愛されるために全てを注ぎ込む女性、夢を引きずって諦めきれない女性の間に生まれる、ちょっと不思議でいびつな友情を描いている。
 忙しさにかまけて恋を忘れていた女性が、仕事中の出会いがきっかけで恋を思い出すのだが、実はそれが落とし穴で、新たに生まれた友情のおかげで失敗せずに済むという構成。まあ失敗したらそれはそれで、妙な深みも生まれていたかも知れないけれど、つまづかずに済むならそれも良い。

 今回は三谷佳奈子サイドのストーリーにまで手が及ばなかったので、続編があればそちらがメインになるんじゃなかろうか。




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