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僕の妹は漢字が読める (5)(かじいたかし)

僕の妹は漢字が読める5 (HJ文庫 か 6-1-5)僕の妹は漢字が読める5 (HJ文庫 か 6-1-5)
(2012/07/30)
かじいたかし

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変態だけど懸命に考えた末の選択

 38世紀から2.5次元繊維生命体デニール人のパンス党員イジィロとカブゥロは、イモセ・ギンが生み出す世界共通言語を守るため、それぞれの方法で歴史に介入し、正しい歴史を維持しようとする。それには、イモセ・ギンが弥勒院柚、実妹マコト・アマネコ、義妹イモセ・クロハのいずれの女の子を選ぶのかが大きく関わってくる。天才チョウマバヤシ・メグリ博士からその話を聞かされたイモセ・ギンは、いずれを選ぶべきか悩む。
 21世紀から23世紀に連れてきた弥勒院柚は、ギンの婚約者として認識され、ユズもギンに対して好意を隠さない。しかし実妹のクロハもユズに対する嫉妬をギンにだけは示し、ギンと二人っきりでクロハの背中に指で文字を書かせて執筆するにくたいかきっこで対抗する。

 このままギンとクロハが結ばれてしまえば、パンス党は未来から消滅してしまう。そう焦る未来の総理大臣であるイジィロは、クロハの存在を消すことで、正しい歴史を維持しようとするのだった。

 シリーズ最終巻。ハーレム展開になっているギンに対して、未来の歴史という大きすぎるカタをとって、ヒロイン選択を迫る構成となっている。誰かを選べば誰かが不幸になる。そんな風に相手に感情移入してしまっているギンは、簡単に答えを出すことができず、それが逆にヒロインたちを苦しめてもしまうのだ。
 そして悩んだ末、なぜ未来が漢字を失うのか、それが愛に基づく理由だと知ったとき、長い逡巡の末にギンは一つの答えにたどり着く。そこで選ばれるヒロインとは?

 ストーリーとは特に関係ないけれど、黒パンストを引き裂いて太ももに文字を書いたり、黒パンストを頭にかぶって犯したりする主人公は、かなり変態と言っていいだろう。




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