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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (5)(渡航)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)
(2012/07/18)
渡 航

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踏み出す前の準備期間

 夏休みもあと二週間。比企谷八幡はあれから雪ノ下雪乃に会っていない。彼女が姉の雪ノ下陽乃に連れられ、ハイヤーで、かつて八幡と由比ヶ浜結衣が関わった交通事故を引き起こしたのかも知れないハイヤーで走り去ってから。
 しかしぼっちにはそんなことは関係ない。いつもと同じように、家の中で過ごしていると、由比ヶ浜結衣が犬のサブレを預けにやってくる。家族旅行中、妹の比企谷小町が世話を引き受けたのだ。おかげで八幡の家の猫のカマクラは常に臨戦状態だ。

 予備校で名前も忘れかけた川崎沙希に声をかけられ、彼女の弟の川崎大志の相談に乗ったり、戸塚彩加と遊びに出かけて何の因果か材木座義輝に遭遇したり、従妹の結婚式場で深淵を覗き込んでいる平塚静を見かけてしまったり、奉仕部の活動が休みの間も、比企谷八幡の夏休みはこれまでと少し違っている。
 でもそんなのは全て錯覚だ。これまでと同じ日々を超える何かが、ぼっちに起きるはずも無い。そうやって予防線を張っておくのが、精神衛生上正しい生き方なのだ。

 だが、他人と関わると言うことは、そうやって割り切れない感情と向き合わされると言うことでもある。




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