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愚者のエンドロール(米澤穂信)

愚者のエンドロール (角川文庫)愚者のエンドロール (角川文庫)
(2002/07/31)
米澤 穂信

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重層的な謎解きともがく少年

 姉の折木供恵に踊らされ古典部に入部した折木奉太郎は、神山高校文化祭、通称カンヤ祭にまつわる過去の因縁を解き明かした結果、周囲のエネルギーが必要な薔薇色の生き方に何の引け目も感じなくなった。そして、古典部の千反田えるや福部里志、伊原摩耶花からは、奉太郎には謎を解き明かす資質があるかもしれないと思われるようになった。もっとも、自分ではそんな特別な何かがあるなどとは信じてもいない。
 古典部の文集「氷菓」の編集作業に追われる夏休み。彼らのもとに、「女帝」入須冬実から相談が持ち込まれた。それは、彼女たちのクラスで自主制作中のミステリー映画の謎解きをして欲しいということだった。

 神経性の病気で離脱した脚本担当の本郷真由が想定していたトリックは何だったのか?誰も知らされていないというそれを、彼女の親友だという江波倉子に案内されながら、途中まで撮られたビデオと、これこそが真実だという撮影メンバー3名の名推理を手掛かりに探っていく古典部のメンバーたち。
 入須冬実に発破をかけられ、やる気を出した折木奉太郎は、やがて真相と思えるトリックに行きつくのだが…開示され過ぎた手がかりと、彼の仲間たちの違和感は、さらにその深層にある真実を導いてしまう。

 折木奉太郎という人間に備わる本質をえぐく描きながら、そこから抜け出す端緒に手がかかる様なかからない様なもどかしさも感じる作品になっていると思う。結局、彼らは四人一組でこそ、名探偵に届く存在なのだろうか?




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愚者のエンドロール (角川文庫)(2002/07/31)米澤 穂信商品詳細を見る重層的な謎解きともがく少年 姉の折木供恵に踊らされ古典部に入部した折木奉太郎は、神山高校文化祭、通称カンヤ祭にまつわる過去の因縁を解き明かした結果、周囲のエネルギーが必要な薔薇色の生き方に...

2012-05-06 13:36 │ from まとめwoネタ速neo

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