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子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき(玩具堂)

子ひつじは迷わない  騒ぐひつじが5ひき (角川スニーカー文庫)子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき (角川スニーカー文庫)
(2012/04/28)
玩具堂

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お祭りにひそむ衝動

 文化祭が間近に迫り、「迷わない子ひつじの会」の生徒会メンバーも準備に奔走していた。会長の竹原岬の発案で「子しつじ喫茶 らみーず」を開くことになった生徒会。岬はあふれる胸をタキシードに押し込め、成田真一郎はメイド服を着せられる。しかし、先月の仙波明希の和装メイドに続いて佐々原三月の正統メイドを見ることが出来るのは眼福だろう。
 そんな風に忙しくしているときにも相談はやってくる。演劇部の綿貫司が鹿野千佳子に出された課題は、演目「古十郎刀暦」の阿波古十郎が「首狩り」藤波朝衛の秘剣「負の太刀」を破った際の工夫を自分で見つけ出すこと。古十郎が碁敵「千里眼の巫女」の示唆を受けたひそみに倣い、彼も子ひつじの会に相談にやって来たのだ。

 そして文化祭当日には、何故か巫女服を着たサトウ(仮)が寄絃芳花を連れてやってくる。彼女は演劇を楽しみにしているらしい。一方、鹿野桃子もメイド服を着せられ、彼女にちょっかいを出した成田真一郎は、岬や三月から冷たい目で見られてしまうのだった。
 体育教師の梁井湧子にまでメイド服を着せてご満悦の子ひつじのもとに、宍倉徹と付き合っている中瀬華が相談にやってくる。彼に趣味のBL作品を見られてしまったという。バカバカしく見える相談の影には、彼女の悲しい人間観が隠されていた。

 文化祭でもいつもの様に飛び回るなるたまに放っておかれた明希がデレ始めるところ、なるたまに逆襲されて自棄になる桃子、なるたま貸借対照表をつけ出す三月の妙な自己解決がポイント。




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