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カナクのキセキ (4)(上総朋大)

カナクのキセキ4 (富士見ファンタジア文庫)カナクのキセキ4 (富士見ファンタジア文庫)
(2012/04/20)
上総 朋大

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収束し始める物語

 現世界アレンシアに再臨した黒夢の魔王の正体は、銀獣人スフィアとコルセア王国の烈翔紅帝オリヴィア陛下ことレベッカの一人息子カナクだった。彼は千年前に飛ばされて暁の賢者マールとなった愛するユーリエに再びまみえる為、夢幻界イストリアルを通じてなら過去に行けるというリーゼの甘言に従ってしまった結果だ。

 カナクの弟子であり、精霊界フェイエリア起源のダークエルフでもある、マール神殿聖神官のネウは、銀獣人の最後の生き残りであるライカを影砲士にしてカナクを討つというオリヴィアの策を退けるため、カナクを助ける方法を求めて旅に出た。彼女と共に行動するのは、セレンディア王国の王弟であるレニウスと、盗賊ギルド「リュシオルファクル」幹部のアルマ、吟遊詩人ヤヒロだ。
 レニウスはユーリエの義兄にしてカナクの友人として、アルマは仕事でありネウへの私情もあって、ヤヒロは養父にして、「金翼竜エキドナム」「白爪竜レディ・ヴェルファリア」「緑牙竜エレネディオ」「蒼尾竜ラザーフェニア」の一体を倒した五英雄のひとりでもあるルイ・ソーンを助けるため、ネウと行動を共にしている。

 そんな彼らが向かったのは、中立国ミスティカ公国だ。そこで、黒夢に対抗する白夢の秘密を探るため、秘蔵の書籍を調査に行ったのだ。しかし図書館の館長がとんだ俗物で、対価にネウの貞操を要求してくるのだった。

 登場人物は前巻までで出そろったので、本格的戦いに至るまでの準備が今巻の役割となっている。世界会議を開催して各国の協力を求めるオリヴィア。カナクを助けるためにドジっ娘をおして奮闘するネウ。そんな女性たちの周囲にいる男たちは、彼女たちに様々な思いを抱く。だが彼女たちの気持ちの向かう先は揺るぎなく、その気持ちはある意味で救いのないものだ。
 そんな救いのない物語は、ついに最終激突の時を迎える。果たしてこれが後味が悪い物語となるのか、別の解決に至るのか、それは次巻にかかっているだろう。




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