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時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。 (1)(田中ほさな)

時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
(2012/04/12)
田中 ほさな

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未来のための環境破壊!

 親元から離れ伊間市で一人暮らしをする空木宗也は、ゴミの分別に気を配る高校生だ。幼なじみの甲斐庄月音が混在ゴミを出そうとしようものなら、たとえ遅刻しそうな朝の時間でも再分別をしてしまうほどの気合の入れようだ。
 だがある日を境に、彼の出した分別ごみは逆分別され、ゴミを回収してもらえない様な状況になってしまう。その犯人を捕まえるため、ゴミステーションで張り込みをする空木宗也の前に現れたのは、転校生の時坂暦だった。

 逃げ出す時坂暦を追いかけて飛び出した道路で自動車に轢かれそうになった空木宗也を助けたのは、分子間力制御という技術を操る暦だった。彼女は未来から来たエージェントだったのだ。
 そんな彼女の役割は、環境保護時代の現代において環境破壊をすること!それが行き過ぎた環境保護の結果訪れた未来を救うことになると主張する。

 空木宗也に正体がばれた時坂暦は即刻未来に帰還しようとするのだが、時間転位服を壊してしまい、新たな時間転位服を未来から送ってもらうためのお金を稼ぐために、環境破壊をすれば貯まるエコポジットを稼ぐことになる。
 その手伝いを申しつけられたのは、当然、空木宗也だ。一人暮らしの彼の家に転がり込むことにした時坂暦であったが、田舎の口さがない近所のおばさんたちに怪しまれないため、隠密暮らしを強いられることになる。

 しかし、人の口に戸は立てられず、壁に耳あり障子に目ありの田舎においてやはり秘密はばれてしまう時が来る。高校生の男女が同棲しているらしいという噂が甲斐庄月音の耳にも入り、空木宗也はピンチを迎えてしまうのだった。

 環境破壊をするために何をすれば環境破壊になるのかを学んで行くというプロセスで、実はこんなことも環境破壊になるんだ!と気づく構成になっているのは、果たしてどちらの立場に立って作られているのだろう?
 そして、普通の学生に見える空木宗也にも、何やら秘密があるらしい。それに気づいた様な生徒会の少女といい、田中保左奈「暗号名はBF」の様な秘密結社っぽい展開になるのかもしれない。




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